写真大好きスタッフがおくるフォトテクニック集

column 2カメラ別 かんたん撮影テクニック!

カメラ別!撮影のツボ

スマホ・コンパクトデジカメ・一眼レフ、カメラのタイプ別に、写真好き年賀家族スタッフ3名が「撮影のツボ」を
ご紹介!お手持ちのカメラを使った撮影のツボを手軽に知りたい方におすすめのコラムです。

写真を楽しむならやっぱり一眼レフ!

シャッタースピードと絞りを自由に変えて、「被写界深度」をマスターすれば、あなたの写真もランクアップ!一眼レフを持ったならぜひとも抑えたい「ぼけ味」を出す「被写界深度」をわかりやすくレクチャーします!

カメラ好きなら、一眼カメラは憧れの的!

デジタル一眼...。
ピントも絞りもシャッタースピードも自由自在。レ ンズは高いけど、カメラ好きならいつかは一眼 ...!なんて考えてる方は多いのでは?
でも「難しそう...」「使いこなせないわ...」
という心配もあると思います・・・が、
大丈夫です!シャッタースピードと絞りのカンケイさえわかってしまえば怖いものはありません!

シャッタースピードって?

シャッタースピードは、カメラのセンサーに光を当てている「時間」を調節します。
光が強ければ、センサーに光を当てている時間を短く、暗ければ長くしてあげれば、適正な明るさで写真が撮れるというわけ。
でも、シャッターが開いてセンサーが感じ取っている時間が長いと、その間に「動いた」ものは「ブレて」写ってしまいます。人間の手は三脚のようにずっと固まってはいられないから、シャッタースピードが遅いと「手ブレ」してしまうんです。

  • ■ シャッタースピードを早くすると、ジャンプした人もピタッと止めて撮影できる。
  • ■ 遅くしてしまうと、右の写真のように大きくブレてしまう。

絞りはカメラの「まぶた」

カメラは、人の目の構造をよく似ているんです。みなさんは、まぶしい時は目を細めますよね?
光が強いときは、まぶたを細めて、目の中にある瞳孔も収縮して光が目に入ってくる量を調整しているんです。
カメラについている「絞り」は、「まぶた」や「瞳孔」の役割をしています。光が強いときは絞りを絞って(絞り値を大きくして)デジタルカメラのセンサーに当たる光の量を調節していて、この量が適切でないと、光が強すぎて写真が真っ白に飛んでしまったり、反対に真っ暗な写真になってしまいます。

  • ■ シャッタースピードを固定にして、「絞り」を開放にしたのが左の写真。
  • ■ 右の写真は数段階絞り値を大きい数値にしている。光の量が変化するのがわかる。

どちらも光を調整するものだけど…?

シャッタースピードも絞りも、どちらの光の量を調節するもの。とすると、なんで2つもあるのか、疑問に思いませんか?
そう、この2つは光の調節だけではない役割があるんです。
前述のとおりシャッタースピードは、遅くすると「手ブレ」の原因になります。だから運動会のような動きの激しいシーンでは、シャッタースピードを極力速くすると、ブレにくくなるのですが、反対にわざとシャッタースピードを遅くして「疾走感」や「躍動感」といった「動き」を出すといったことも可能になるんです。

そして絞りにも、写真の写りを左右する役割があります。
それが「被写界深度」の調節。なんだか難しそうな言葉ですが、これが何かといいますと、「ピントの合う範囲」のことを言います。
人の目で、遠くの看板などの文字を読もうとするとき、まぶたを細めると文字がくっきり見えることはありませんか?
カメラも「まぶた」である絞りを絞ってあげると、遠くまでピントが合うようになるんです。この絞り具合いで「ピントの合う範囲」を調節してあげると、被写体にピントが合って背景がボケた写真や、風景も被写体もくっきり写った写真にするという、調節ができるんです。

  • ■ 2枚の写真は、どちらも同じ場所から同じレンズで撮影したもの。
  • ■ 左の写真は絞り値を11、右の写真は絞り値を開放(絞り値を一番小さい数)にしたもの。くっきり写る距離がこれだけ変わる。

絞り値が小さい − 絞りが広い場合

絞り値が大きい − 絞りが狭い場合

一眼レフはレンズを替えられる!レンズの違いを覚えよう。

一眼レフカメラ最大の特長(?)が、「レンズ交換」ができること!
レンズは確かに高いけど、自分が撮りたい写真にあわせて数種類持っていると、より楽しいカメラライフが始まりますよ。
「でもどれを買えばいいのかな…?」と悩む人も多いと思います。まずはレンズに付いている数字の意味を覚えましょう。

 ※CANONの場合

この数字はキャノン用レンズに書かれている文字です。
「24-105mm」は24mmから105mmまでの焦点距離を持ったズームレンズということを表しています。ズームしない、「単焦点」と呼ばれるレンズは『50mm』などと書かれています。数字が大きいほうがズームが効きます。
「F4L」の「F4」はレンズの明るさを表す数字で、絞りを開放状態にした時の絞り値です。この数字が小さければ小さいほど、明るく撮れるレンズということになります。ズームレンズは後で説明する「画角」を調節できるので便利なのですが、構造が複雑になるためどうしても暗いレンズになりがちです。
他のアルファベットや数字はメーカーによってまちまちですが、基本的にはこの2つの数字を見て決めます。

レンズによって変わる「画角」って、なに?

まずは右の2枚の写真を見てください。
写っているカメラの大きさはほとんど同じですが、後ろに見えている景色がぜんぜん違いますよね。
さらに、カメラの見え方も違います。すこしゆがんでいるのがわかります。
これは、レンズの「焦点距離」の違いが生み出したものです。

デジタルカメラのセンサーからレンズの「焦点」までの距離のことを「焦点距離」といいます。

右の図は、レンズの焦点距離の違いで写り込む範囲がどれだけ違うかを表したものです。

焦点距離が短い:広い範囲を写し込むことができます(画角が広い)

焦点距離が長い:見えている範囲の一部を切り取るように撮影できます(画角が狭い)

焦点距離の長い望遠レンズは「遠くのものを撮るためのもの」という認識を持たれている方が多いと思いますが、「見えている範囲のどこを切り取って写真に写しこむか」と考えたほうが自然に撮影できるかもしれません。

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